メリアルは、家畜生産者、獣医師、ペットオーナーらがそれぞれ家畜の生産性を高め、コンパニオンアニマルの健康を増進するのに役立つ製品群を世界中に送り続けています。2000年に限っても、日本を始めオーストラリア、ボリビア、エルサルバドル、イタリア、南アフリカなどの国々で猫、犬、牛、鶏、羊、豚用の製品を新発売し、皆様方のお役に立って来ました。
メリアルの動物用医薬品は、牛の内部寄生虫の駆除、犬猫のノミ・マダニの駆除、馬の胃潰瘍治療、犬糸状虫症の予防などの、動物の健康を守る様々な用途に開発されてきました。さらに新薬を求めて研究は続いています。
先行投資、研究開発、それから新発売と、薬を世に送り出すまでには長い時間が懸かります。どの製品も開発から厳密な審査を経て承認を取得するまで 6年から 10年の時間を要します。
それらの中で近年もっとも成功を収めた 3大医薬品は、FRONTLINE Plus®(fipronile/(S)-methoprene), GASTROGARD®(omeprazole)とIVOMEC EPRINEX®(eprinomectin)です。
FRONTLINE Plusは、ノミ・ダニの成虫を駆除する有効成分fipronileとノミの卵や幼虫の成長を阻害する昆虫成長阻害剤(s)-methopreneとの合剤で、ラベル上で効能・効果を比較したところ、もっとも有効な犬猫用駆除剤です。他の製品と異なり、ライム病を媒介するダニを含めて 4種類の主要なダニに有効です。アメリカでは 2001年に新発売されました。
GASTROGARDも近年アメリカで新発売された動物用医薬品です。馬の胃潰瘍治療薬です。胃潰瘍の治療は馬の健康状態に著しく良好な結果をもたらします。2000年シドニーオリンピックに参加した馬術チームのアメリカ代表団は、馬のベストコンディションを維持するため、シドニー出発の前までGASTROGARDを投与していました。シドニーオリンピックでは金メダル 1個、銅メダル 3個を獲得しました。メリアルは彼らの活躍を陰で支えました。大会開催中、メリアルは馬の胃潰瘍に関するシンポジウムを後援しました。それには 140名のオリンピック獣医師団が参加しました。
また最近では牛用内外寄生虫駆除剤にIVOMEC EPRINEXが新たに加わりました。Eprinomectinを有効成分とする新世代の内外寄生虫駆除剤です。
この製品によって、有効成分が乳汁中に残留せず、肉への残留期間がゼロ日あるいは極めて短い、優れた内外寄生虫駆除剤ができました。IVOMEC EPRINEXは、牛、羊、豚、馬用駆虫薬として 20年以上の間世界をリードする製品として使われてきたイベルメクチンの流れを継ぐ製品です。
養鶏部門もメリアルの大切な事業分野です。養鶏事業は国際的に注目を浴びている分野です。メリアルは、ワクチン、接種機器、そしてそれらの効果を最大限に活かす技術開発をする国際的な事業部門があります。鶏用ワクチンの世界最大の供給元として、メリアルは新製品の研究開発に専心しています。2001年は、ヨーロッパに強力な新製品群を供給しました。トリニューモウイルス感染症ワクチンのネモバック®と新しい不活化ワクチン ガリミューン®です。
動物を寄生虫症、心臓病、その他の疾病から守るため医薬品の開発に膨大な投資を続け、メリアルは研究開発に専心しています。狂犬病などの危険な病気から家畜、ペット、野生動物までも守るため研究が続けられています。これらの動物用医薬品が世界中の何億という動物のために役立っています。