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研究開発

研究開発
メリアルのようなイノベーション主導型企業では、研究開発部門は企業の中心に位置しています。

研究開発の役割は、物質に動物用医薬品としての命を吹き込み、動物の健康と生産性の向上の視点から、製品として市場に送り出すことです。最近の動向を見ると、1990年代に新規に開発されたワクチン上位 10品目のうち 5品目がメリアルの研究所から生み出されたものです。

メリアル研究部門の目的は、動物の健康の向上に役立つ新しい発見をするため、研究の最前線に居つづけて、新規物質、ワクチン、製品、病気のプロセスそして感染因子を発見することです。疾病、生物学的プロセス、加齢に伴う変化を研究し、動物の生活の質と生産性の向上をもたらす動物用医薬品やワクチンを造り出すことです。

開発は長い道のりです。コンセプトの定まらぬ物の段階から獣医師、ペットオーナー、生産者の方々の利用できる製品として世に送り出すまでの長い過程です。製品の安全性、有効性、製造基準はメリアルの厳格な品質基準を満たし、世界中のマーケットで求められる医薬品としての基準をクリアしています。

生物工学、化学、臨床試験、製剤開発を通じて、研究開発部門はお客様の抱えている重要な問題に対して革新的な問題解決の手段を提供することを使命としています。メリアルの研究開発部門はお客様のニーズに適う優れた製品を提供する、お客様最優先企業です。

化合物を製品化するには長い歳月を要します。ペット用医薬品で 5-7年、産業動物用医薬品では 10年の年月が懸かります。また、ワクチンは、新たな病原菌の発見からワクチンの製品化までアメリカでは 3年懸かります。メリアルの研究開発部門は、最短の時間でそれらの製品を世に送る資源と才能豊かな科学者たちを擁しています。

アプローチ
研究開発の仕事は大変微に入った作業で、例えば同じ種類のウイルスでもヨーロッパとアメリカでは型が異なります。ですから、同じ病気でもヨーロッパとアメリカでは違うワクチンを開発する必要があります。メリアルのワクチン開発技術は、特定地域に発生した疾病に有効なワクチンを作ることも可能です。

メリアルが動物の病気や寄生虫に有効な物質を見つけた場合、全世界のメリアルから専門家のチームを結成し、研究開発過程全般にわたり正しい方向への舵取りをしてゆきます。そのチームが化学物質の使用法、効果、投与回数、副作用、適切な貯蔵方法などを決定します。

その化学物質は適切な新しい剤形にされ、洗練された最新の分析手法を使い、高い品質の維持に努めます。製品の有効性と安全性を保証するために、多くの試験が行われます。様々な条件下で製品の安定性が試されます。動物の体内における化学物質の分布を研究し、組織内の残留量を知り、その結果必要とあれば、剤形を変更したり、化学構造式に修飾を加えたりします。この段階で、この物質が大量生産できることを確認するために試作品が作られ、そのチームにより投薬方法が決められます。

世界中の研究センターで臨床試験が行われ、マーケティングの専門家により製品イメージを膨らませて行きます。製造所が選定され、製造時の不純物の検査なども含め専門家チームが個々の問題点の解決に当たり、次の開発段階への準備にはいります。天候条件、地理的条件を考慮して製品を試験します。
試験結果を取りまとめ、世界各国の政府機関に動物用医薬品としての承認申請をします。承認までの過程の第一歩です。新発売までのスケジュールが作られ、承認を取得し、最終の技術的な検討がなされます。

最近の画期的新薬
IVOMEC EPRINEX®(eprinomectin)は、メリアルの研究開発グループの成し遂げた大仕事の一例です。

eprinomectinは、前臨床試験から見いだされた 20,000種類以上の物質の中のひとつです。eprinomectinという物質が発見された 1984年から研究が開始されました。

4年後、初期段階の試験を経てこの物質の臨床的特性が決定され、さらに動物を用いた小規模の試験で投与量の決定と副作用の見極めとをしました。

この製品はどのような牛にも使えるよう開発されましたが、eprinomectinが選ばれたのは乳牛にも使えるというそのユニークな特性からです。

1990年にNADAが米国食品医薬品局に登録されました。さらに安全性と効果を評価する試験が行われ、その試験結果を政府で検討した結果、その安全性と有効性が確認されました。

野外試験の結果を見ると、この製品はさまざまの気象条件下で有効であることが判ります。米国食品医薬品局は 1997年にIVOMEC EPRINEX Pour-Onを肉牛・乳牛用に承認しました。1998年にアメリカで使われ初め、いまでは乳牛向け製品でもっとも多く使われている製品となりました。

未来は
メリアルの未来の成功を形にする、これが研究開発部門の役割です。お客様のニーズに適う新製品を出すこと、これがメリアルの役目です。

 
   
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