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犬の心不全
心不全ってどんな病気?
心臓が弱ってしまい、身体の要求に合う充分な量の血液を送れなくなる進行性の病気です。この結果、水分が肺や周囲の組織内にたまり、咳をしたり、呼吸がしづらくなり、ひどくなると死亡する場合もあります。

心不全になるとどんな症状がでるの?
○ 咳をよくする(特に夜間の咳には要注意)
○ 呼吸が荒い・呼吸困難
○ 運動を嫌がる・疲れやすい
○ 食欲不振
○ 失神

あなたの愛犬は大丈夫?
心不全はどんな種類の犬でもかかる病気ですが、特に中年期から老年期の小型犬~中型犬に多い病気です。
かかりやすい犬 年 齢
小型犬・中型犬
例えば、
マルチーズ、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、チワワ、パグ、ポメラニアン、柴犬 ヨークシャー・テリア、シー・ズー、ビーグル、プードル、ペキニーズ、雑種等
中年期

老年期
(7歳~)

これらの症状は心不全に限らず、別の原因によっても起こりますが愛犬に上記の症状が見られたり、おかしいなと思ったら、すぐ獣医師の診察を受けましょう。もし心不全の場合は、直ちに治療を受けるようにしてください。

どんな治療方法があるの?

運動制限:心臓の負担を軽くするため、運動量を制限して症状が出ないように配慮する必要があります。

食  事: 特に塩分を取りすぎるとノドが渇き水を多く飲むため体液量が増加し、うっ血状態が高まり心臓への負担が増します。そのため、塩分や水分の制限が必要です。また、肥りすぎも心臓への負担を増加させます。バランスのとれた食事を与えるようにしましょう。

薬物療法: 今までは、体にたまった余分な水分を排出する薬(利尿剤)や、心臓の不規則な拍動を調節し、心筋の収縮力を強める薬(強心剤)等が使われてきました。 しかし最近では、ACE阻害剤という犬専用の心不全薬が開発されています。ACE阻害剤は殆どの場合 1日 1回の投薬で充分な効果が見られます。この薬は上述の薬と違って、心不全の根本的な原因を阻止することにより、症状を改善し、愛犬の生活の質を向上させ、更に延命効果をもたらします。

 
   
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