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ハイオレスプ®

豚マイコ肺炎に、強いパンチを繰り出す柔軟性。

ハイオレスプ®の特長

  1. 柔軟なワクチン接種プログラム、それぞれの農場に最も適したプログラムの選択が可能です。
    ハイオレスプは、以下のように用いることができる唯一のワクチンです:
    分娩舎における生後 3日齢から 3~ 4週間間隔の 2回接種
    離乳後の期間における 3~ 4週間間隔の 2回接種
    肥育開始期における 10週齢以降1回接種(遅い時期の感染の場合)

  2. 臨床上の効果と経済的効果が、数々の実験室内試験、及び野外試験で示されています。
    肺病変の軽減、増体重・飼料効率の改善、出荷日齢の短縮などが期待できます。
  3. 肥育期間終了までの有効性持続が臨床試験により確認されています。
  4. 種々の実験室内試験及び臨床試験で、安全性が証明されています。
    ハイオレスプは、生後 3日齢の子豚から使用できます。
  5. 水酸化アルミニウムアジュバントを使用、接種しやすく、投与部位への刺激や残留が少ないワクチンです。
  6. ノックアウトプログラム:初めて豚マイコプラズマ肺炎ワクチンを採用する場合、全頭接種が完了するまで、従来ワクチンの約半分の期間で済みます。
a ハイオレスプ:柔軟性と優れたパンチ力を兼ね備えた、新しいMPSワクチン

ハイオレスプは水酸化アルミニウム加不活化ワクチンで、マイコプラズマ肺炎に対する新しい防御手段です。

抗原はフランスの国立獣医栄養センターが流行性肺炎に罹患した豚より分離したマイコプラズマ・ハイオニューモニエBQ14株由来です。

本株は大容量培養器で培養後、不活化されます。次に抗原は精製、濃縮、抗原力価を確認した後アジュバントが加えられます。

写真a: マイコプラズマ・ハイオニューモニエ 透過型電子顕微鏡(25,000倍)ルテニウムレッド染色
写真b: マイコプラズマ・ハイオニューモニエ(BQ14株)寒天培地上のコロニー(10倍)
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■本ワクチンは細胞膜蛋白を含む蛋白複合体を主要抗原として含みます。
これらの蛋白の幾つかは、ワクチン接種豚における防御免疫反応を成立される上で、重要な役割を演じます。
その他の蛋白は、例えば呼吸気道線毛への付着のような病原因子です。

■水酸化アルミニウムの選択理由。
免疫増強及び抗原安定化の能力
Kobisch(1987)らは、水酸化アルミニウムがマイコプラズマ・ハイオニューモニエの細胞膜を含むワクチンにおいて、優れたアジュバントであることを示しています。
また、豚の全身及び局所への安全性が得られます。オイルアジュバントは肥育豚に使用するワクチンとしては適していないように思われます。

製造用株とアジュバント両者によって、ハイオレスプは有効性、安全性そしてマイコプラズマ・ ハイオニューモニエに対するより強力な防御となる柔軟性など、優れた利点を持つ新しいワクチンとなっています。

ハイオレスプの安全性:豚にやさしく肺炎をノックアウト!

マイコプラズマ・ハイオニューモニエは細胞壁を有していません。細胞壁のリポポリサッカライドを含有していないのでより優れた安全性が得られます。 用いられるアジュバント(水酸化アルミニウム)は、ワクチン接種後の全身または局所の反応の危険性をより小さくします。
   
ハイオレスプの安全性は、異なる条件において実験的に、また野外臨床試験において評価されています。
ハイオレスプ 1ドース(2mL)または、2ドース(4mL)が投与されました。
3日齢から 10週齢のSPFおよび通常の豚が用いられました。
これらの豚はマイコプラズマ・ハイオニューモニエ抗体陰性または抗体陽性の母豚から生まれたものです。
   
直腸体温および可能性のある全身的な反応の記録を含む詳細な子豚の臨床観察を実施しました。局所の安全性はワクチン接種後の異なる期間における筋肉注射部位の慎重な剖検によって評価しました。
   
感染母豚から生まれた 3日齢の子豚を含む幾つかの野外臨床試験では、全身的反応(虚脱、 嘔吐、呼吸困難、食欲不振、振戦)は記録されませんでした。 第 1回及び第 2回投与後とも高体温は認められませんでした。

世界的に、ハイオレスプの 1ドースまたはオーバードースそして 1ドースの繰り返し投与後の異常反応は認められませんでした。
と殺時に廃棄処分となるような局所反応は報告されませんでした。

ハイオレスプ®の概要

成分及び分量   1ドース(2mL)中
不活化マイコプラズマ・ハイオニューモニエ BQ14株 3.0ELISA単位以上
水酸化アルミニウム 4.2mg
チメロサール 0.2mg
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効能又は効果   豚のマイコプラズマ性肺炎による肺病変形成抑制及び増体重・飼料効率低下の軽減。
用法及び用量   生後3日齢以上の子豚に 2mL、さらに 3週間後から 4週間後に 2mLを筋肉内に接種する。または、10週齢以上の子豚に 2mLを筋肉内に接種する。

使用上の注意
一般的注意
(1) 本剤は定められた用法・用量を厳守すること。
(2) ワクチン接種時期は、農場の感染状況によって選択すること。肥育中期以降に感染が想定される場合に限って 1回接種のスケジュールを選択すること。
(3) 本剤は効能・効果において、定められた適応症に対してのみに使用すること。
(4) 本剤は要指示医薬品であるので獣医師の処方せん・指示により使用すること。

使用者に対する注意
本剤を誤って術者や保定者に注射した場合には、医師の診察を受けること。

対象動物に対する注意
1. 制限事項
本剤の接種前には健康状態について検査し、健康な動物のみに接種すること。

2. 副作用
(1) 本ワクチン接種によって過敏状態を示すことがある。もしこのような状態を示した場合は、適切な処置を行うこと。
(2) 注射後、注射部位に一過性の腫脹を示すことがあるが、約 1週間で消失する。
(3) 本ワクチン接種によって、健康及び経済効率に影響を及ぼすことのない一過性(接種後 24時間以内)の軽い発熱(体温上昇摂氏 1度以下)が認められることがある。

3. 相互作用
本剤には他の薬剤を加えて使用しないこと。

4.適応上の注意

(1) 注射器具は減菌されたものを使用すること。
(2) 注射部位は、70%アルコール綿で消毒し、注射時には注射針が血管に入っていないことを確認してから注射すること。
(3) 注射器具(注射針)は原則として1頭ごとに取りかえること。
(4) 注射部位を厳守すること。

取扱い上の注意
(1) よく振り混ぜてから使用すること。
(2) 開封後は速やかに使用すること。
(3) 開封時にアルミキャップの切断面で手指を切る場合があるので、十分に注意すること。
(4) 外観及び内容に異常を認めたものは使用しないこと。
(5) 有効期間が過ぎたものは使用しないこと。
(6) 使い残りのワクチン及び使用済のワクチン瓶は適切に処分すること。

保管上の注意
(1) 小児の手の届かないところに保管すること。
(2) 直射日光、加温及び凍結は品質に影響を与えるので、避けること。

貯蔵方法   摂氏 2~ 5度
使用期限   製造後21か月
包  装   100mLバイアル

 
   
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